【本日の七十二候】土脈潤起 (どみゃく うるおい おこる)

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2020年2月19日~2月23日は
【第四候】初候 土脈潤起(どみゃく うるおい おこる)でございます。

また、本日から2/29までは【雨水(うすい)】と呼ばれます。
雨水とは、降る雪が雨へと変わり、氷が解け出す頃のことです。
昔からこの季節は農耕の準備を始める目安とされてきました。

そんな雨水の最初を飾る候は、土脈潤起(どみゃく うるおい おこる)です。
早春の暖かな雨が降り注ぎ、大地が潤い目覚める時期と言えます。

■候のことば…獺魚を祭る(かわうそ うおをまつる)
 中国古代から伝来した七十二候によれば、雨水の初候は獺祭魚でした。
 獺は魚を捕まえても、すぐには食べようとしません。
 その姿が祭りの供え物のように見えたことから、
 この季節の言葉が生まれました。

■旬の野菜…春キャベツ
 キャベツの旬の中で、2月から6月に収穫されるのが春キャベツです。
 サラダや浅漬けにオススメです。

■旬の魚介…飛魚(とびうお)
 波の間を飛び跳ねる飛魚は春から夏にかけてが旬です。
 そのままでも煮干しとしてでも美味しくいただけます。

■旬の兆し…藍蒔く(あいまく)
 布を染める藍は日本に最も古く渡ってきた染料植物で、
 2月頃に種を蒔き、成長すると苗床から畑に移植します。
 種を蒔く際は、豊饒を願って畑に御神酒を振りまくといいます。

■旬の行事…お伊勢参り
 ここでいうお伊勢参りとは伊勢神宮参詣を指します。
 自由な旅が許されなかった江戸時代、お伊勢参りであれば
 通行手形が認められ、季節の良い春に好んで出かけたと言われています。
 当店から伊勢神宮へは車で20分ほで行くことができますので、
 ぜひこの時期に行ってみてください♪

 次回、2月24日に、霞始靆(かすみ はじめて たなびく)
 ご紹介いたします。

【出典】白井明大(2012)『日本の七十二候を楽しむ-旧暦のある暮らし-』東邦出版
 

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