【本日の七十二候】魚上氷(うお こおりを のぼる)

おはようございます♪
昨日は、冬の寒さとは打って変わり、とても暖かい1日でしたね。
春が待ち遠しい今日この頃です。

2020年2月14日~2月18日は
【第三候】末候 魚上氷(うお こおりを のぼる)でございます。

七十二候が立春・末候に変わり、凍っていた川や湖の表面が割れだす頃となりました。
そんな春先の薄く張った氷のことを、薄氷(うすらい)と言います。
「魚上氷」は、そんな割れた氷の間から、魚が飛び跳ねる様子を表した候です。

■候のことば…渓流釣り
二月からしだいに各地で渓流釣りが解禁となります。
岩魚や山女魚など、昔から日本にいた在来種を釣るのは春の楽しみですね。

■旬の野菜…明日葉(あしたば)
旬は二月から五月。
ビタミンやミネラルが豊富で花粉症の予防にもいいとされています。

■旬の魚介…岩魚(いわな)
二月からとれはじめ、エサの多い夏が食べごろです。
塩焼・から揚げがおすすめで、熱燗にも合います。

■旬の野鳥…めじろ
あざやかな黄緑色の羽に、目の周りを白く縁取っためじろが
この季節になると、姿を現します。

■旬の兆し…春寒(はるさむ)
立春を迎え、暦の上では春なのですが、まだまだ寒い日が続きます。
その寒さをあえて春寒、または余寒と呼びます。

■旬の行事…谷汲踊(たにぐみおどり)
赤・黄・白の鮮やかなシナイ(扇状に割った竹に色紙を巻いたもの)を
背負った12人の太鼓打ち大太鼓を鳴らす、岐阜県揖斐郡谷汲村の行事です。

次回、2月19日に、土脈潤起 (どみゃく うるおい おこる)を ご紹介いたします。


【出典】白井明大(2012)『日本の七十二候を楽しむ-旧暦のある暮らし-』東邦出版


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