[七十二候]霞始靆(かすみはじめてたなびく)
春になると気温が上がり、遠くの景色が白くボンヤリと見えることはありませんか?
空気が澄んでいる秋や冬は、遠くの山もキレイに見ることができますが、
春になると白くボンヤリと見えますよね。それが「霞」という現象です。
張り詰めたように乾燥した空気が、少しずつうるみ、湿度が増してきている今日このごろ。
遥か遠くに見える景色もうすぼんやりと、かすんで見えることも多くなりました。
二十四節気「雨水」の次候、七十二候では「霞始靆(かすみはじめてたなびく)」時季を迎えています。